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日本農業私がやります

農業 日本 japan Japanese farm

PRESENTATION OUTLINE

日本農業私がやります

〜百姓物語〜

31歳フリーターで無職の男が百姓になり商品化を目論む物語

〜日本農業私がやります〜

生い立ち

  • 1986年2月九州の田舎に会社員の父とパートの母の元に生まれる
  • 小中高と地元で育ち2006年上京
  • 街の暮らしに疑問を持ち2011年帰郷
  • 農業をしようと思い立つが実家に畑などなく途方に暮れる
1986年九州の田舎に会社員の父とパートの母の元に生まれた

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畑を手に入れろ

畑を手に入れろ!!

  • 帰郷して5年 2016年
  • 親戚、友人色々な人脈を使えど畑は貸してくれない
  • これはもう行政に聞いてみるしかないと思い立ち市役所の農政課に電話

すると

  • 空いてる畑があるという
  • 早速土地の持ち主に連絡をしてもらい繋げてもらう
  • 地主と交渉
  • 役所に必要書類提出
  • 審査
  • 契約

契約成立

  • 2016年29歳の1月契約成立
  • 晴れて新規就農者になりました
  • 広さは1300平米(㎡)
  • 一反3畝
  • 坪数でいうと一反が300坪
  • さぁ百姓物語の始まりだ!!

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問題

2.問題

  • 1.何を作るか
  • 2.作る方法は

2-1

何を作るか

農作物

  • 1.農作物は野菜、果物、観葉植物、花、多肉植物など種類、品種と様々で、何を作るかが新規就農者では問題になると思われます。
  • 一般的の農家さんでは1つの野菜を大量に作りそれを大量に市場に出すことによって収入を得て生活するスタイルが一般的になっていると思われます。
  • 2.私は家が農家ではないし、土地も器具も何も持っていません。あるのは軽トラックと鍬や鎌、スコップなど人力の道具ばかり

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  • 3.大根を作って人参を買うみたいな農業ではなく、百姓=百の仕事をこなしての百姓と呼ばれるように多種多様、色々な野菜、果物、植物、花、虫、動物などがいる畑を目指していきたいと思っております。
  • 4.野草や山菜も視野に入れて主に食べられる物を中心に農業展開をしていきたいと思っております。

2ー2問題

作る方法は

作る方法は

  • 大まかに分けて3通りのパターン
  • 1.化学肥料や農薬を使う栽培
  • 2.オーガニックと呼ばれる有機栽培
  • 3.自然栽培
  • さぁどれでいこうか!??

一般栽培

  • 化学肥料や農薬を使う栽培方法
  • 現在の農家、スーパーなどで売られている野菜の殆どが科学肥料や農薬を使って栽培していると思われます。
  • しかしこの方法は肥料代や機械購入費、人手などのコスト面やらで、小さな新規農業者には負担が大きい
  • 大量生産向け

有機栽培

  • 現在少しづつ認知されているオーガニックと呼ばれる作物
  • 主に動物性肥料(牛糞、鶏糞)などを使い、化学肥料などを使わない栽培方法
  • 一部農薬を使っても有機栽培のラベルを貼る事を許されている
  • 一般栽培に比べて少々価値が上がる

自然栽培

  • 農薬や化学肥料を使わない栽培方法
  • あわよくば耕さないで、不耕起栽培、無肥料栽培などと呼ばれる農法
  • 市場に出回っているものがほとんどない
  • 希少価値
  • 見た目が均一ではなく育ちも不平等

自然栽培を目指す

〜出会い〜

出会い

  • ニートやフリーターの人生の中で1冊の本との出会いがありました。
  • わら一本の革命、福岡正信
  • 本の内容は省きますが、自然農とよばれるとんでもない農法の実践家です。現在はお亡くなりになり会うことはできないですが、こんな人が生きていたというだけで励みになります。
  • いかに昼寝できるか、何もしないが衝撃でした。
  • しかし作るお米は同じ面積でも一般栽培よりも多かったと。伝説です
  • YouTubeにて動画がみれます。

出会い2

  • 奇跡のリンゴ、木村秋則
  • 本と映画にもなった奇跡のリンゴ
  • 無農薬では無理だと言われた林檎の栽培に成功した方です。
  • 内容は省きますが、農業を生業としている方そうでない方も是非読んでほしい本です。
  • この2人が道になり農業は自然栽培で行こうと思ったのは確かです

3.実践

〜畑を始めよう〜

とは言ったものの

  • 畑を借りたのはいいが借りたばかりの当初は車もなく道具も鎌と鍬
  • 元が田んぼのせいか水はけは最悪
  • 雨が降れば1週間は水浸しで野菜なんて植えれる状態ではない
  • しかし耕したらいけないのが自然農
  • 草は狩ってみるが次から次に生える草
  • 途方にくれる

とりあえず

  • 隣に一年中水が流れていて畑に水がきている。そのため畑の周りの溝を切る
  • 溝を切ることによって水の流れを作り水はけを良くする
  • そして畑の植物の勉強
  • 何が生えているか、その植物はどんな植物か
  • そして車の為のアルバイト

1年目

畑の中の植物たち〜薬草

畑の中の植物達

  • 耕作放棄された畑の中の植物達の観察、勉強をすると薬草とよばれる植物達がちらほら
  • オオバコ、ヨモギ、スイバ、ギシギシ、ノアザミ、ミツバ、セリ、ガマ、ドクダミ、スギナなど多くの薬草と呼ばれる植物達が自生しているのが目に付いた。
  • これは草刈機で草を刈り、機械で耕さなかったおかげで発見できた事だろう。

集めてみる

  • とりあえずその薬草と呼ばれる植物達を集めてみる
  • 集めた薬草は煎じてお茶にしてみたり、乾燥した薬草を油に漬け込んだりして目指すは商品化だ
  • ドクダミ茶やスギナ茶なんかは普通に売ってある

油につける

  • 乾燥した薬草を無色透明の油につけてしばらくすると抽出油が出来る
  • これはつける薬草の種類によって色や臭いが異なるが成分的には研究機関などに出したことないので不明だ

ハウス建設

  • 1年目は畑の観察、実験、勉強、アルバイトの日々
  • おかげさまで軽トラックを格安で購入できアルバイト先でハウスの材料も貰った
  • しかし部品が高く中々の高コスト
  • そんなこんなで1年が過ぎた

2年目

2017年

1月

新たな出会い

多肉植物

  • 新たな出会いがあった
  • 多肉植物だ
  • 食べるもの中心で行こうと思いそれまで観葉植物や口にできないものには興味なかった物がなんだか気になって購入してしまった

増える多肉植物

  • 最初何気ない感じで買った多肉植物が増え出して急遽ハウスをもう1棟建ててしまった
  • このハウスは多肉専用にして商品化の予定だ
  • しかしまだまだ増やしてからだと思う

2月

新たなる場所

継続は力なり

  • 帰郷して6年、7年目だ
  • すると周りの目が変わり出したのか親戚の家で使ってない畑を使っていいと言ってもらった
  • 前に聞いた時はダメだったのに本気具合が伝わったのか
  • ありがたく使わせて頂きます。
  • しかし広い
  • 五反はあるらしく今でも手付かずの所が多い
  • ここは広いので油取る所にしようと思う

草刈り

  • 耕作放棄地だったのでとりあえず草刈り
  • 広すぎて手刈りは無理だと判断
  • 草刈機様〜
  • とりあえず油を取る為の準備

3月

夏野菜の準備と実験

焼き物

  • 鉢植えも買うとお金がかかるので土をこねて焼いてみた
  • 流石に初心者上手くいくわけもなく失敗に終わる

4.タネ探し

在来種、原種、固定種を求めて

タネの問題

  • 現在の多くがF1と呼ばれる一世代交配種です。
  • 分かりやすく言うと次世代に種が残りにくい様に改良された種です。
  • スーパーなどに並んでいる野菜達もほとんどがこの種です。

今まさに

  • 農家さんが家々で繋いできたであろう野菜の種が今はほとんどない事に気づきました。
  • 私はこれを危機に思い日々種を繋ごうと目論んでおります。
  • なるべく在来種や固定種、原種などを探しております

4月

種まきと耕起栽培

場所が増えたので

  • 場所が大きく広がり色んな形で実験してみようと思い
  • 自然農から離れて一度耕して見ようと思いました。
  • 一度機械で耕して手作業で畝上げです

種を蒔く

  • 様々な所で見つけた様々な種を蒔く
  • 耕さない所と耕した所に同じ種を蒔くと耕した方の場所では育ち耕さない所では自然に消えてしまいました。

5.6.7.8月

成長、収穫そして種を取る

成長

  • 強い野菜、デリケートな野菜
  • 同じ環境の中でも育つ野菜と育たない野菜があります。
  • 一度も耕していないハウスの中では大豆と里芋が調子よく、トマトや茄子などは全然ダメでした。
  • 不耕起栽培、無肥料栽培、無農薬栽培です。

収穫

  • 耕した畑では大豆、キュウリ、小豆、胡麻、モロヘイヤなど夏野菜などが順調でした。
  • キュウリにいたっては一度にたくさん蒔くよりも順次に蒔いた方がいい事をしりました。

種を取る

  • 紫蘇が順調に育ち種を残してくれました。
  • この調子で収穫出来た野菜達は食べるのはさておき、次世代に種を残して貰おうと計画しております。
  • そのうち種も商品化の予定です。

9.10.11月

種まき、収穫、そして〜

9.10月は

  • 冬野菜の種まきです
  • しかしながら冬野菜や葉物との相性がよくありません。
  • 何度も失敗しながら成長していこうと思います。

命を繋ぐ

  • 無農薬、無肥料で様々な野菜が少しですが採れました。
  • このほとんどが口に入る事は無く次のための種子です。
  • 農業とは大変ですが精進していきたいと思います。

12月

物作り

  • 冬は色々と暇な日が多いですが、その期間を利用してさはざまな物を作っていきたいと思います。
  • 自然素材100%の鶏小屋製作
  • そのうち新たなる仲間を迎え入れるため日々準備

様々なイベント

  • 12月の一大イベントといえばクリスマス!
  • 初挑戦クリスマスリース
  • こちらも商品化を考えております。

お正月

  • お正月用のしめ縄飾り
  • 色々なイベントに合わせて色々な物や形を作っていけたらなと思っています。

2018

予定

2018年予定

  • 野菜づくり
  • 農地拡大
  • 商品開発
  • 植物の勉強
  • 物販
  • 養蜂